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北海道ドライブ4泊5日・夏のモデルコースと予算別プラン2026
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北海道ドライブ4泊5日・夏のモデルコースと予算別プラン2026

8月出発なら「ラベンダーを狙わない」のが正解

結論:北海道のラベンダーは6月下旬〜7月中旬が中心で、8月上旬〜中旬には刈り取られる。8月出発ならラベンダーを軸にせず、ひまわり・サルビア・マリーゴールドが最盛期の「色の帯」と丘の景色を目的地にすると満足度が落ちない。

夏の北海道ドライブでいちばん多い失敗は、旅程を組んでから「ラベンダーがもう無い」と気づくこと。2026年のファーム富田のラベンダーイースト営業は7月20日で終了しており、7月下旬以降はラベンダーの最盛期を過ぎている。

一方で、8月の富良野・美瑛はサルビアやマリーゴールドが全盛期を迎える。丘そのものが主役と割り切れば、8月出発でも見どころは十分にある。この記事は網羅しない。編集部が 新千歳空港発の4泊5日ルートを1本に絞り、予算の配分先だけを3タイプに分けて示す。

ℹ️

この記事の前提(2026年7月時点)

新千歳空港発着・レンタカー利用で北海道を4泊5日で回る、大人2人向けのプランニングガイドです。料金・営業時間・見頃は2026年7月時点の公開情報にもとづきます。訪問前に各施設・美瑛町観光協会・NEXCO東日本の公式情報で最新をご確認ください。


全体ルート:走行距離と時間の目安

結論:新千歳 → 富良野 → 美瑛 → 旭川 → 小樽 → 札幌の反時計回り。総走行は約600〜700km、1日の運転は最長でも3時間程度に収まる。

北海道は「距離を欲張ると運転だけで終わる」。道東・道南まで足を延ばすのは5日では無理があるため、道央に絞るのが4泊5日の最適解だ。

区間走行の目安
1日目新千歳空港 → 富良野約130km/2時間30分富良野
2日目富良野 → 美瑛 → 旭川約70km/1時間30分(散策込みで1日)旭川
3日目旭川 → 小樽約190km/3時間小樽
4日目小樽 → 札幌約40km/1時間札幌
5日目札幌 → 新千歳空港約50km/1時間

高速を使う場合、新千歳空港ICから旭川鷹栖ICまでは約164.6km・普通車4,810円・約1時間45分(2026年7月時点)。3日目の旭川→小樽のように距離のある区間だけ高速、丘めぐりは一般道、と使い分けると時間も費用も無駄が出ない。


予算別プラン:どこにお金をかけるかを先に決める

結論:北海道の夏は航空券・レンタカー・宿がすべて繁忙期価格になる。総額を決めるより「3つのうちどれに寄せるか」を先に決めたほうが、後悔のない旅程になる。

費用は固定できるもの時期で大きく動くものに分かれる。動くものを先に見積もるのが順序だ。

費目見積りやすさメモ
入場料・駐車料確定できる(下記の実額)1人あたり2,000〜3,000円程度
高速料金確定できる使う区間次第。上記4,810円が最大級の区間
航空券変動大お盆前後は特に高騰。最優先で押さえる
レンタカー変動大7/1〜8/31を夏季料金期間とする会社が多い
宿変動大同上。富良野・小樽は特に埋まりやすい

タイプ別・お金の寄せ先

結論:「宿に寄せる」「車に寄せる」「食に寄せる」の3択。3つ全部を上げると夏の北海道は一気に予算オーバーする。

タイプ寄せ先具体策削るところ
節約型車はコンパクト、宿はビジネスホテル中心高速を最小限、丘めぐりは一般道
標準型宿1泊だけ富良野か小樽で1泊だけリゾート/温泉宿他3泊は駅前ホテル
ごほうび型宿+車全泊リゾート、ミドル〜上級クラスの車立ち寄り数を減らし滞在を長く
💡

予約の順番

夏の北海道は①航空券 → ②レンタカー → ③宿の順で押さえるのが鉄則。レンタカーは繁忙期に在庫そのものが尽きます。同じ条件で複数社の総額を比べてから決めてください。


モデルコース:1日目・2日目(富良野と美瑛)

DAY 1:新千歳空港 → 富良野

10:00

新千歳空港でレンタカー受取

空港ターミナルから各社の店舗へは送迎バス。繁忙期は受付に時間がかかる

約40分
11:00

道東道・占冠経由で富良野へ

山越えルート。休憩は道の駅で1回入れる

約2時間30分
14:00

ファーム富田

入園・駐車ともに無料。8月はサルビア・マリーゴールドが主役

約1時間30分
16:30

富良野の宿へチェックイン

夕食は市街のレストランへ。移動で疲れた初日は早めに切り上げる

DAY 2:富良野 → 美瑛の丘 → 旭川

結論:美瑛は「青い池 → 白ひげの滝 → 四季彩の丘」の3点だけで十分。丘は点在するので回りすぎると渋滞と駐車待ちで消耗する。

8:30

白金 青い池

朝は光が入って水色が出やすい。駐車場は普通車1,000円(2026年7月1日改定)

約1時間
9:45

白ひげの滝

青い池から車で数分。無料駐車場からブルーリバー橋まで徒歩3分

約30分
11:00

パッチワークの路をドライブ

丘の一本道そのものが目的地。停車は必ず駐車帯で

約1時間
13:00

四季彩の丘

7〜9月は入場800円+駐車500円。色の帯が最も鮮やかな時期

約1時間30分
16:00

旭川市街へ

夕食は旭川ラーメンか、市街の居酒屋へ

約1時間

3日目以降:旭山動物園から小樽・札幌へ

結論:3日目午前に旭山動物園を入れ、午後は移動に充てる。4日目の小樽と5日目の札幌は歩く日にして、運転を前半に寄せると体力が持つ。

  • 3日目:旭山動物園(9:30開園・大人1,000円)→ 高速で小樽へ。夕方に運河周辺を散策
  • 4日目:小樽の堺町通り・北一硝子・寿司屋通りを徒歩で。午後に札幌へ移動し大通・すすきのへ
  • 5日目:札幌場外市場や二条市場で朝食 → 空港へ。レンタカー返却は搭乗2時間前を目安に
⚠️

最終日の落とし穴

新千歳空港のレンタカー返却は、給油・返却手続き・送迎バスで想像より時間がかかります。夏の夕方は空港周辺も混みます。返却は出発2時間前、給油は空港手前のスタンドでを守ってください。


立ち寄る4スポット(編集部の絞り込み)

ファーム富田 Photo: t yamasita
花畑(中富良野町)

ファーム富田

富良野を代表する花畑。ラベンダーの見頃は6月下旬〜7月中旬が中心で、8月上旬〜中旬には刈り取られる。ただし8月はサルビア・マリーゴールドなど夏の花が全盛期で、色の帯としての見応えは維持される。営業時間は時期により変動し、ピーク時は8:30開園になることもある。訪問前に公式サイトのニュースで当日の開花状況と時間を確認したい。

入園無料・駐車場無料 ※2026年7月時点 入園無料8月は夏の花駐車無料
📍 Google Mapで見る ★★★★☆ 4.4 (8,392件)
白金 青い池 Photo: Richa Jain
景勝地(美瑛町)

白金 青い池

アルミニウムを含む地下水と美瑛川の水が混ざって生まれる青白い水面。2026年7月1日から駐車料金が改定され、普通車1,000円・二輪300円・大型6,000円となった(ゲートによる自動精算)。駐車場の利用時間は5月〜10月22日が7:00〜19:00。天候で見え方が大きく変わるため、晴れて風のない朝が狙い目。すぐ近くの白ひげの滝とセットで回るのが定番。

駐車場 普通車1,000円/二輪300円 ※2026年7月1日改定 朝が狙い目駐車有料白ひげの滝と近い
📍 Google Mapで見る ★★★★☆ 4.3 (29,890件)
展望花畑 四季彩の丘 Photo: 최낙영
観光ガーデン(美瑛町)

展望花畑 四季彩の丘

丘一面が色の帯になる美瑛の展望花畑。6〜9月の営業時間は8:40〜17:30で、7〜9月は入場料が高校生以上800円、6〜9月は普通車の駐車料金500円がかかる。園内はトラクターバスや貸しカートで移動でき、アルパカ牧場(別料金)も併設。8月でも花の密度が落ちにくく、ラベンダー期を外した旅程の主役になる。

7〜9月 高校生以上800円・小中学生500円/駐車場500円 ※2026年7月時点 8月も見応えあり所要1時間半カート移動可
📍 Google Mapで見る ★★★★☆ 4.2 (16,793件)
旭川市 旭山動物園 Photo: chen hsin
動物園(旭川市)

旭川市 旭山動物園

行動展示で知られる旭川の動物園。夏期開園は9:30〜17:15で、2026年度はマヌルネコ舎のリニューアルオープンと、動物の能力を体感する遊具「わくわく広場」・インクルーシブ遊具「みんなの広場」の新設が見どころ。開園直後は動物が動いている時間帯で、混雑も比較的少ない。所要2〜3時間を見込んで午前に組み込みたい。

大人(高校生以上)1,000円 ※2026年7月時点 午前がおすすめ所要2〜3時間2026年リニューアル
📍 Google Mapで見る ★★★★☆ 4.5 (28,885件)

北海道ドライブで気をつけること5つ

結論:本州の感覚のままだと、鹿・給油・速度・駐車場待ちの4つで必ずつまずく。

  1. エゾシカの飛び出し ── 夕暮れと明け方が最も危険。郊外では速度を落とし、1頭見たら群れがいると考える
  2. 給油ポイントが遠い ── 郊外はスタンドが少なく、夜間や日曜は閉まる。残り半分で入れるが鉄則
  3. 道が良すぎて速度が出る ── 直線が長く、体感速度が実際より遅くなる。取り締まりも多い
  4. 人気スポットは駐車場待ち ── 青い池・四季彩の丘は夏の日中が混む。朝いちに寄せると待ち時間が消える
  5. 1日の運転は3時間まで ── 距離を欲張った旅程は、景色ではなく運転の記憶しか残らない

よくある質問(FAQ)

Q1. 8月に行くとラベンダーはもう見られない?

8月上旬〜中旬にはほぼ刈り取られるため、ラベンダーを目的にするなら6月下旬〜7月中旬に行くしかない。 ただし8月はひまわり・サルビア・マリーゴールドが最盛期で、四季彩の丘のような展望花畑は十分に見応えがある。「紫」ではなく「色の帯」を見に行くと考えれば、8月出発でも満足できる。

Q2. 4泊5日で道東(知床・釧路)まで行ける?

おすすめしない。 新千歳から知床までは片道350km超で、往復だけで2日が消える。道東は道東で4泊5日を確保し、今回は道央(富良野・美瑛・旭川・小樽・札幌)に絞るのが満足度の高い選び方だ。

Q3. レンタカーはいつ予約すべき?

航空券を押さえたら、宿より先にレンタカーを取る。 夏(多くの会社が7/1〜8/31を夏季料金期間に設定)は在庫そのものが尽きるため、値段の比較よりまず確保が優先。同条件で複数社の総額を比べてから確定したい。

Q4. 高速道路は使ったほうがいい?

距離のある移動区間だけ使い、丘めぐりは一般道が正解。 新千歳空港IC〜旭川鷹栖ICは164.6kmで普通車4,810円・約1時間45分(2026年7月時点)。一方で美瑛の丘は一般道でこそ景色が良く、高速を使う意味がない。

Q5. 青い池は有料になった?

池自体の入場は無料だが、駐車場が2026年7月1日から普通車1,000円に改定された。 二輪300円、全長6m以上の大型は6,000円。ゲートによる自動精算方式で、料金は白金地区の環境整備に使われる。

Q6. 子ども連れでも同じルートで回れる?

回れるが、3日目の旭川→小樽(約190km)が長い。 子ども連れなら小樽泊を削って旭川に2泊し、札幌へ直行する組み方のほうが負担が少ない。旭山動物園を2日目午後に前倒しする手もある。


まとめ ── 夏の北海道4泊5日を成功させる3つの心得

  1. 出発時期で「見に行く花」を決める。7月中旬までならラベンダー、それ以降は丘と夏の花に切り替える
  2. 道央に絞る。新千歳→富良野→美瑛→旭川→小樽→札幌の反時計回りで、1日の運転を3時間以内に収める
  3. 予算は総額でなく配分で決める。宿・車・食のどれに寄せるかを先に決めれば、繁忙期でも判断がぶれない

航空券を押さえた瞬間に、この旅程はほぼ決まる。あとは朝いちで青い池に着けるかどうか、それだけだ。


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※本記事は2026年7月時点の公開情報(ファーム富田公式、美瑛町・美瑛町観光協会、展望花畑 四季彩の丘公式、旭川市旭山動物園公式、NEXCO東日本の公表情報)をもとに構成しています。料金・営業時間・開花状況・道路状況は変更される場合があるため、訪問前に各公式サイトで最新情報を必ずご確認ください。レンタカー・宿・航空券の料金は時期と在庫で大きく変動するため、本記事では実額を示していません。

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