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ロンドンのマーケット巡り完全ガイド ── バラ・カムデン・ポートベロー
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ロンドンのマーケット巡り完全ガイド ── バラ・カムデン・ポートベロー

この記事でわかること


ロンドンのマーケットはなぜ面白いのか

ロンドンには100以上のマーケットが存在し、それぞれが独自の個性を持つ。食のバラ・マーケット、カルチャーのカムデン、アンティークのポートベローと、マーケットを巡るだけでロンドンの多面性を体感できる。

マーケットはロンドンの日常そのもの。観光名所を回るだけでは出会えない、地元の人々の暮らし、食文化、クリエイティビティに触れられる最高のスポットだ。


バラ・マーケット

基本情報

Borough Market(バラ・マーケット) Photo: Terence Teo
フードマーケット

Borough Market(バラ・マーケット)

ロンドン最古のフードマーケット。1,000年以上の歴史を持つ。100以上の屋台・店舗でチーズ、パン、肉、魚介、スイーツなど世界中の食が集まる。サザーク大聖堂のすぐ隣。水〜土曜 10:00〜17:00(土曜は8:00〜)。月火定休。

入場無料 ロンドン最古100以上の店舗月火定休
📍 Google Mapで見る ★★★★☆ 4.6 (125,587件)

おすすめ店舗

店名ジャンル価格帯特徴
Kappacaseinラクレット£8〜10とろけるチーズをパンに乗せる。行列の価値あり
Bread Aheadベーカリー£3〜5ドーナツが絶品。パン教室も人気
The Ginger Pig精肉£5〜15ソーセージロールが名物
Padellaパスタ£8〜14手打ちパスタの行列店
Monmouth Coffeeコーヒー£3〜4ロンドン最高のコーヒー
Neal’s Yard Dairyチーズ£5〜20英国チーズの聖地。試食可
💡

Padellaの行列回避法

手打ちパスタの名店Padellaは常に大行列。開店の12:00前に並ぶか、平日の15:00以降が比較的空いている。カウンター席のみで回転は早い。カーチョ・エ・ペペ(£8)が看板。

⚠️

土曜日は大混雑

土曜は最も賑わう日だが、身動きが取れないほど混む。食べ歩きがメインなら水曜〜金曜がおすすめ。写真撮影は朝イチ(10:00)が空いている。

周辺スポット

スポット内容距離
サザーク大聖堂ゴシック建築の大聖堂。無料隣接
テート・モダン現代美術館。ターナー賞の展示徒歩10分
シェイクスピアズ・グローブ座シェイクスピアの劇場を再建徒歩5分
ザ・シャード高さ310mの超高層ビル展望台徒歩5分

カムデン・マーケット

基本情報

Camden Market(カムデン・マーケット) Photo: Manuel
カルチャーマーケット

Camden Market(カムデン・マーケット)

ロンドン北部のカルチャーの聖地。パンク、ロック、オルタナティブの文化が根付くエリア。1,000以上のショップと屋台が並ぶ。ヴィンテージ服、ハンドメイドアクセサリー、ストリートフード、レコードなど。毎日10:00〜18:00(店舗により異なる)。

入場無料 カルチャーの聖地1,000以上の店毎日営業

エリア別ガイド

エリア内容おすすめ
Camden Lock Market運河沿い。ハンドメイド雑貨、アートオリジナルグッズ探し
Stables Market元馬小屋。ヴィンテージ、アンティークレザージャケット、ブーツ
Camden Lock Villageフードコート的エリア。多国籍料理ランチ
Buck Street Marketストリートファッション若者向け
Inverness Street Market生鮮食品、果物地元感を味わう

ストリートフード

料理価格帯特徴
マック&チーズ£6〜8濃厚チーズパスタ。トッピング選択可
ジャークチキン£7〜10カリビアン料理。スパイシー
点心£5〜8小籠包、焼き餃子。蒸したて
パエリア£8〜12大鍋で作る本格スペイン料理
ブラウニー£3〜5チャンキーチョコレートブラウニー
ℹ️

カムデンタウンは夜も楽しい

マーケットは18:00頃に閉まるが、カムデン・ハイ・ストリート沿いのパブやライブハウスは深夜まで営業。Electric Ballroom、Jazz Cafe、KOKOなど名門ライブ会場が集まるエリア。


ポートベロー・マーケット

基本情報

Portobello Road Market(ポートベロー・マーケット) Photo: Azlan Shah Mohamad Shah
アンティークマーケット

Portobello Road Market(ポートベロー・マーケット)

ノッティングヒルにある世界最大級のアンティークマーケット。映画『ノッティングヒルの恋人』の舞台。土曜日が最大規模で、約1,500の屋台が全長1kmに渡って並ぶ。アンティーク、ヴィンテージ、食料品、ファッションと何でもあり。土曜 9:00〜19:00がメイン。

入場無料 世界最大級アンティーク土曜がメインノッティングヒル
📍 Google Mapで見る ★★★★☆ 4.5 (28,242件)

セクション別ガイド

セクション場所営業日内容
アンティークChepstow Villas〜Elgin Crescent土曜のみシルバー、陶器、絵画、時計
フードElgin Crescent周辺月〜水、金〜土青果、チーズ、パン
ファッションElgin Crescent〜Talbot Road金〜土ヴィンテージ服、デザイナー作品
ストリートフードUnder the Westway金〜日多国籍フードスタンド
ジャンク&ヴィンテージGolborne Road端土曜掘り出し物探し
💡

アンティークは朝イチが勝負

本物のディーラーや目利きは土曜の朝7:00〜9:00に来る。良いものは午前中に売れてしまうので、アンティーク目当てなら早起き必須。値段交渉は土曜午後(閉店間際)の方が応じてもらいやすい。

周辺の見どころ

スポット内容
パステルカラーの家並みノッティングヒルの象徴。撮影スポット
ノッティングヒル・ブックショップ映画のモデルになった書店
Museum of Brandsパッケージデザインの博物館。£9
Electric Cinema1910年開業のレトロ映画館。ソファ席で映画鑑賞
ℹ️

カラフルな家並みの撮影ベストスポット

ポートベロー・ロードの南端(ラドブロークグローブ方面)にパステルカラーの家が並ぶフォトジェニックなエリア。朝の光が当たる午前中が撮影ベスト。


その他のおすすめマーケット

Broadway Market Photo: Rodrigo Echecopar
ローカルマーケット

Broadway Market

東ロンドン・ハックニーの土曜マーケット。地元民率が高く、オーガニック食材、クラフトビール、ハンドメイド雑貨が並ぶ。ヒップなカフェも多い。土曜 9:00〜17:00。

入場無料 ローカル感土曜のみハックニー
Columbia Road Flower Market Photo: siobhan wall
フラワーマーケット

Columbia Road Flower Market

日曜朝だけ開催される花市場。路地一帯が花で埋め尽くされる。切り花、鉢植え、多肉植物など。周辺のヴィンテージショップやカフェも日曜限定で開く。日曜 8:00〜15:00。

入場無料 花の市場日曜のみ東ロンドン
📍 Google Mapで見る ★★★★☆ 4.6 (7,605件)
マーケット営業日エリア特徴
Brick Lane Market日曜ショーディッチヴィンテージ、カレー、ベーグル
Old Spitalfields Market毎日スピタルフィールズアンティーク(木曜)、ファッション
Greenwich Market毎日グリニッジアート&クラフト。子午線近く
Maltby Street Market土日バーモンジーバラ・マーケットの穴場版
Leadenhall Market月〜金シティハリー・ポッターのロケ地

モデルコース(マーケット巡り一日)

09:00
ポートベロー・マーケット ↓

ノッティングヒル・ゲート駅から徒歩5分。パステルカラーの家並みを撮影しながらマーケットへ。アンティークを中心に散策

滞在 約2時間
11:15

移動(地下鉄)

Notting Hill Gate → King's Cross St. Pancras → Camden Town。約25分

約30分
11:45
カムデン・マーケット ↓

ストリートフードでランチ。ヴィンテージ服やレコードを物色。運河沿いの散策も

滞在 約2時間
14:00

移動(地下鉄)

Camden Town → London Bridge。約15分

約20分
14:30
バラ・マーケット ↓

Kappacaseinのラクレット、Bread Aheadのドーナツなど食べ歩き。Monmouth Coffeeで一息

滞在 約2時間
16:30

テート・モダン

バラ・マーケットから徒歩10分。無料の常設展を鑑賞

滞在 約1時間
17:45

ミレニアムブリッジ → セントポール大聖堂

テムズ川を歩いて渡り、セントポール大聖堂を外観見学

滞在 約30分
18:30
パブディナー ↓

ロンドンのパブでフィッシュ&チップスとエールビール

約1時間30分
⚠️

土曜日限定のマーケットに注意

ポートベロー(アンティーク)は土曜のみ、コロンビアロード(花)は日曜のみ。曜日によって回れるマーケットが変わるので、旅程の曜日を確認して計画しよう。


ロンドングルメ

パブフード

The George Inn Photo: George
パブ

The George Inn

1677年築のロンドン唯一残るガレリアパブ(回廊付き)。バラ・マーケットから徒歩3分。ナショナル・トラスト所有。フィッシュ&チップス、パイなど伝統的なパブフード。11:00〜23:00。

£12〜20 1677年築ナショナルトラストバラマーケット近く
📍 Google Mapで見る ★★★★☆ 4.3 (7,216件)

その他のグルメ

ジャンルおすすめ店価格帯エリア
フィッシュ&チップスPoppies£12〜16スピタルフィールズ
アフタヌーンティーThe Ritz London£70〜ピカデリー
フルイングリッシュブレックファストE. Pellicci£10〜15ベスナルグリーン
カレーDishoom£10〜18コヴェントガーデン
パイ&マッシュGoddards at Greenwich£8〜12グリニッジ
ℹ️

ロンドンのフードシーンは進化している

「イギリスの食事はまずい」は過去の話。バラ・マーケットに代表されるフードカルチャーの進化、多国籍料理の充実、ミシュラン星付きレストランの増加など、ロンドンは今や世界有数の美食都市。


アクセス・旅行情報

ロンドンへの行き方

ルート所要時間料金目安
東京→ロンドン(直行便)約12〜13時間80,000〜200,000円
東京→ロンドン(経由便)約15〜20時間60,000〜150,000円

ロンドン市内の移動

移動手段料金特徴
Oyster Card(オイスターカード)チャージ式地下鉄・バス・鉄道で使える。コンタクトレスカードでも可
地下鉄(Tube)£2.7〜(ゾーン1内)主要マーケットは全て地下鉄アクセス可
バス£1.75(均一)2階建てバスで市内観光も兼ねる
徒歩無料マーケット周辺は歩きが一番
💡

クレジットカードのタッチ決済でOK

ロンドンの公共交通機関はVisa/Mastercardのコンタクトレス決済に対応。Oyster Cardを買わなくても、手持ちのクレジットカードをタッチするだけで乗れる。1日の上限額も自動適用。

基本情報

項目情報
通貨ポンド(GBP)。1£ ≒ 190円(2026年4月)
チップレストラン10〜15%。パブはカウンター注文なら不要
コンセントBFタイプ(三つ又)。変換プラグ必須
時差日本の-9時間(夏は-8時間)
天気年間通じて曇りや小雨が多い。折りたたみ傘必携

予算の目安(1日・マーケット巡り)

項目料金
地下鉄(Oyster/コンタクトレス)£8〜12
マーケットでの食べ歩き£15〜25
ランチ£10〜15
カフェ£4〜6
パブディナー£15〜25
お土産・買い物£10〜50
合計約£60〜130(約11,000〜25,000円)

季節別のおすすめ

季節特徴マーケット情報
春(3〜5月)花が咲き始め、過ごしやすいコロンビアロードが最も美しい
夏(6〜8月)日が長い(21:00まで明るい)屋外マーケットのベストシーズン
秋(9〜11月)紅葉。気温低下ボンファイヤーナイト(11/5)
冬(12〜2月)クリスマスマーケットウィンターワンダーランド、サウスバンクなど
ℹ️

12月のクリスマスマーケットは特別

11月中旬〜1月上旬にかけて、ロンドン各地でクリスマスマーケットが開催。ハイドパークの「ウィンターワンダーランド」は最大規模。ホットワイン、ミンスパイ、手作りギフトが並ぶ。


よくある質問

ℹ️

Q. マーケットは何曜日に行くべき?

A. 土曜がベスト。バラ・マーケット(8:00〜)、ポートベロー(9:00〜)、カムデン(10:00〜)すべて営業。ただし最も混むのも土曜。平日なら水〜金のバラ・マーケットが穴場。

ℹ️

Q. 3つのマーケットを1日で回れる?

A. 可能。朝ポートベロー → 昼カムデン → 午後バラの順が効率的。ただし各1.5〜2時間は欲しいので、タイトなスケジュールにはなる。2つに絞る方がゆっくり楽しめる。

ℹ️

Q. マーケットでの支払いは?

A. ほぼすべての店がカード対応(コンタクトレス含む)。現金は不要なケースが多いが、小さな屋台は現金のみの場合もある。£20程度の現金を持っておくと安心。

ℹ️

Q. スリに注意すべき?

A. マーケットは混雑するためスリのリスクがある。特にカムデンとバラ・マーケットの土曜。貴重品は体の前に、リュックは前に背負う。ポケットにスマホを入れない。

ℹ️

Q. 雨の日でもマーケットは楽しめる?

A. バラ・マーケットとカムデンは屋根付きエリアが多く、雨でも問題ない。ポートベローは屋外のため雨の日は出店が減る。ロンドンの小雨は日常なので、折りたたみ傘があれば大丈夫。


まとめ

ロンドンのマーケットは、バラで食の奥深さに感動し、カムデンでサブカルチャーに浸り、ポートベローでアンティークの宝探しに夢中になる──三者三様の体験ができる。

マーケットを歩けば、ロンドンが「伝統と革新が共存する街」であることが実感できる。ビッグベンやバッキンガム宮殿だけがロンドンではない。地元の人々が集う活気あるマーケットこそ、この街の本当の魅力だ。

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