Trip Journal
ソウル・明洞と北村韓屋村 ── K-ビューティーと伝統の一日散策
海外旅行 約17分で読めます

ソウル・明洞と北村韓屋村 ── K-ビューティーと伝統の一日散策

この記事でわかること


ソウルはなぜ何度でも行きたくなるのか

ソウルはK-カルチャーの発信地であり、5つの王宮が残る古都でもある。明洞のコスメショップと北村の韓屋(ハノク)が同じ街に共存するのがソウルの魅力。

東京から飛行機で約2時間30分、時差なし、物価は日本より安め。週末弾丸旅行でも十分楽しめる近さが最大のアドバンテージだ。


明洞ショッピング

基本情報

明洞(ミョンドン) Photo: 워록3세
ショッピング

明洞(ミョンドン)

ソウル最大のショッピング・エンターテインメント街。約500mのメインストリートにコスメショップ、ファッションブランド、飲食店がひしめく。夕方からは屋台が並び、食べ歩きも楽しい。日本語が通じる店も多い。10:00〜22:00頃。

入場無料 コスメの聖地屋台街日本語OK

明洞のエリア別ガイド

エリア特徴
明洞メインストリートコスメショップ集中。OLIVE YOUNG、innisfreeなど
明洞中央路ファッション、アクセサリー
明洞芸術劇場周辺おしゃれカフェ
南大門市場方面ローカルな市場。衣類、アクセサリー、食料品が安い
退渓路沿い屋台が並ぶ。夕方〜夜がメイン

明洞の屋台グルメ

メニュー価格特徴
ホットク1,500〜2,000ウォンシナモン&黒蜜入りの甘い韓国パンケーキ
卵パン(ケランパン)2,000ウォン卵が丸ごと入った甘い生地のパン
トッポギ3,000〜5,000ウォン甘辛い韓国餅。定番おやつ
チーズハットグ3,000〜4,000ウォンチーズがのびるホットドッグ
10円パン1,000ウォン10ウォン硬貨の形。中にクリームチーズ
焼き栗5,000ウォン秋冬の名物
💡

明洞ショッピングは夕方〜夜がベスト

コスメショップは日中でもOKだが、屋台は17:00頃から出始める。ショッピング+屋台グルメを両方楽しむなら16:00〜21:00の時間帯がベスト。


K-ビューティー買い物ガイド

おすすめコスメショップ

ショップ特徴おすすめ商品
OLIVE YOUNG韓国最大のドラッグストア。品揃えNo.1シカクリーム、ビタミンC美容液
innisfree済州島の自然素材ブランドグリーンティーシード セラム
ETUDEパッケージが可愛い。若者向けプレイカラーアイズ
LANEIGE保湿に定評。リップマスクが世界的人気リップスリーピングマスク
MISSHAコスパ最強ブランドM クッションファンデーション
Dr.Jart+皮膚科発のドクターズコスメシカペアクリーム
sulwhasoo(雪花秀)韓方(ハンバン)高級ブランドファーストケア アクティベーティング セラム
💡

OLIVE YOUNGの「外国人割引」を活用

OLIVE YOUNGでは外国人パスポート提示で最大20%OFFになるクーポンを配布。アプリでもクーポンを取得できる。免税手続き(Tax Free)も忘れずに。3万ウォン以上の購入で免税対象。

買うべきK-ビューティーアイテム

カテゴリ商品例予算
シートマスクMEDIHEAL、Abib1枚 1,000〜3,000ウォン
日焼け止めBeauty of Joseon、ROUND LAB10,000〜18,000ウォン
クッションファンデLANEIGE、CLIO20,000〜40,000ウォン
リップromand、peripera8,000〜15,000ウォン
美容液(セラム)COSRX、Torriden12,000〜25,000ウォン
スキンケアセットinnisfree、sulwhasoo30,000〜100,000ウォン
ℹ️

韓国コスメは空港免税店より明洞が安いことも

空港の免税店は高級ブランドが安い傾向だが、プチプラコスメはOLIVE YOUNGの方が品揃えも価格も良いことが多い。特にシートマスクのまとめ買いは明洞が圧倒的。


北村韓屋村

基本情報

北村韓屋村(プッチョン・ハノクマウル) Photo: Nguyễn Thành Hội
歴史街並み

北村韓屋村(プッチョン・ハノクマウル)

朝鮮時代の伝統家屋(韓屋・ハノク)が約900軒残る地区。景福宮と昌徳宮の間に位置し、石畳の坂道と瓦屋根の美しい景観が広がる。現在も住民が暮らしているため、静かに見学するのがマナー。北村8景と呼ばれる撮影スポットがある。

無料(散策) 韓屋約900軒北村8景住民エリア
📍 Google Mapで見る ★★★★☆ 4.4 (23,841件)

北村8景

場所特徴
第1景昌徳宮全景昌徳宮の屋根が連なる眺め
第2景苑西洞工房通り伝統工芸の工房が並ぶ
第3景嘉会洞11番地一帯韓屋の密集エリア。一番人気のフォトスポット
第4景嘉会洞31番地丘韓屋の屋根越しに景福宮が見える
第5景嘉会洞小路狭い路地に韓屋が並ぶ
第6景嘉会洞小路(下り坂)坂道から見下ろす韓屋の屋根
第7景嘉会洞31番地ソウルタワーが見える坂道
第8景三清洞石段通り石段と韓屋の風景
⚠️

北村は住宅地。マナーを守って

北村韓屋村は観光地ではなく住宅地。大声での会話、家の中を覗く、私有地への侵入はNG。10:00〜17:00の見学が推奨。早朝・夜間の訪問は住民の迷惑になる。

💡

韓服(ハンボク)レンタルで写真映え

北村周辺には韓服レンタルショップが多数。韓服を着て北村や景福宮を歩くと写真映えが格段にアップ。4時間レンタルで10,000〜30,000ウォン。景福宮は韓服着用で入場無料になる特典も。


景福宮

景福宮(キョンボックン) Photo: 아삭
王宮

景福宮(キョンボックン)

1395年建造の朝鮮王朝の正宮。ソウル五大宮の中で最大規模。勤政殿(正殿)、慶会楼(池の上のパビリオン)、香遠亭が見どころ。守門将交代儀式(10:00/14:00)は必見。9:00〜18:00(季節変動)、火曜定休。

大人3,000ウォン(韓服着用で無料) 朝鮮王朝の正宮韓服で無料火曜定休
📍 Google Mapで見る ★★★★☆ 4.6 (46,075件)

景福宮の見どころ

スポット特徴
光化門正門。守門将交代儀式の舞台
勤政殿正殿。国王が政治を行った場所
慶会楼池に浮かぶパビリオン。宴会場として使用。4〜10月は内部公開
香遠亭六角形のあずまや。池に映る姿が美しい
国立古宮博物館宮殿敷地内。朝鮮王朝の遺物を展示。無料
国立民俗博物館韓国の伝統文化を紹介。無料
ℹ️

守門将交代儀式は10:00と14:00

光化門前で行われる朝鮮王朝時代の衛兵交代を再現した儀式。色鮮やかな軍服の衛兵たちのパフォーマンスは約20分。写真撮影タイムもある。無料で観覧可能。


三清洞(サムチョンドン)

三清洞 Photo: Ani N.
カフェ・ショッピング

三清洞

景福宮と北村韓屋村に隣接するおしゃれストリート。韓屋をリノベしたカフェ、ギャラリー、セレクトショップが並ぶ。坂道の街並みに伝統とモダンが融合。石垣と木のある通りが美しい。

無料(散策) 韓屋カフェギャラリー坂の街
おすすめ店ジャンル特徴
Fritz Coffeeカフェ韓屋リノベのベーカリーカフェ。あんバターパンが名物
CAFÉ ONION 安国カフェ韓屋を改装したフォトジェニックカフェ
Kukje Galleryギャラリー韓国を代表する現代美術ギャラリー。無料
GRANHAND.ショップ韓国発の香水ブランド。お土産に最適

ソウルグルメ

サムギョプサル

黒豚家(フッドンガ)明洞店 Photo: 맛집여행이정표
サムギョプサル

黒豚家(フッドンガ)明洞店

済州島産の黒豚サムギョプサルの人気チェーン。厚切りの豚バラ肉を炭火で焼き、サンチュで巻いて食べる。キムチチゲ、ビビンバなどサイドメニューも充実。11:00〜23:00。

15,000〜20,000ウォン/人 黒豚サムギョプサル明洞日本語メニュー
📍 Google Mapで見る ★★★☆☆ 3.7 (479件)

必食グルメ

メニュー説明価格帯おすすめ店
サムギョプサル豚バラ焼肉。サンチュ巻き12,000〜20,000ウォン/人黒豚家、八色サムギョプサル
タッカルビ鶏肉とキャベツの甘辛炒め。チーズトッピング12,000〜15,000ウォン/人ユガネ
サムゲタン丸鶏に高麗人参、なつめ、もち米を詰めた薬膳スープ15,000〜20,000ウォン土俗村(トソクチョン)
冷麺(ネンミョン)蕎麦粉の麺を冷たいスープで。〆にも10,000〜15,000ウォン乙支麺屋
スンドゥブチゲ柔らかい豆腐の辛い鍋8,000〜12,000ウォン北倉洞スンドゥブ
チキン韓国フライドチキン。ビールと一緒に(チメク)18,000〜25,000ウォンBHCチキン、kyochon
ビビンバご飯に野菜、肉、コチュジャンを混ぜて8,000〜12,000ウォン全州中央会館
トッポギ甘辛い韓国餅のソース煮3,000〜5,000ウォン屋台
💡

サムゲタンは「土俗村」が定番

景福宮の西側にある「土俗村(トソクチョン)」は、サムゲタンの超有名店。丸鶏の中にもち米、高麗人参、なつめが詰まった滋養スープ。行列は30分〜1時間だが、並ぶ価値あり。10:00〜21:00。

ℹ️

「チメク」は韓国の夜の定番

チキン+メクチュ(ビール)=「チメク」は韓国の国民的な夜食文化。フライド、ヤンニョム(甘辛ソース)、ハニーバターなどフレーバー多数。配達アプリで宿に届けてもらうのも韓国スタイル。


モデルコース(一日)

09:00
景福宮 ↓

開門と同時に入場。韓服レンタルで入場無料。勤政殿、慶会楼を巡る。10:00の守門将交代儀式を観覧

滞在 約1時間30分
10:45
北村韓屋村 ↓

景福宮から徒歩10分。北村8景を巡りながら韓屋の街並みを散策

滞在 約1時間
12:00
ランチ:サムゲタン ↓

土俗村でサムゲタンランチ。景福宮から徒歩5分

約1時間
13:15
三清洞カフェ&散策 ↓

Fritz Coffeeであんバターパン。ギャラリーやセレクトショップを巡る

滞在 約1時間
14:30

仁寺洞(インサドン)

伝統工芸品、韓国茶、書道用品のストリート。サムジギル(モダンな商業施設)も

滞在 約45分
15:30
明洞でショッピング ↓

OLIVE YOUNG、innisfreeなどでK-ビューティーアイテムを購入

滞在 約2時間
17:30
明洞の屋台 ↓

ホットク、チーズハットグ、トッポギなど食べ歩き

滞在 約30分
18:15

南山タワー

ケーブルカーで南山へ。展望台からソウルの夜景を一望。愛の南京錠も

滞在 約1時間
19:30
ディナー:サムギョプサル ↓

明洞周辺でサムギョプサル。焼肉でソウル最後の夜を堪能

約1時間30分
21:00

東大門(トンデムン)

深夜まで営業するファッションビル群。DDP(東大門デザインプラザ)のライトアップも美しい

滞在 約1時間

アクセス・旅行情報

ソウルへの行き方

ルート所要時間料金目安
東京→仁川(直行便)約2時間30分15,000〜50,000円
大阪→仁川(直行便)約2時間15,000〜50,000円
福岡→仁川(直行便)約1時間30分10,000〜40,000円
仁川空港→ソウル駅(AREX直通)約43分9,500ウォン
仁川空港→ソウル(空港バス)約60〜90分15,000〜17,000ウォン

市内の移動

移動手段料金特徴
地下鉄1,400〜2,150ウォン9路線。主要スポットをカバー。T-moneyカード利用
バス1,300〜2,500ウォン路線が細かい。T-moneyで乗り換え割引
タクシー初乗り4,800ウォンKakao Taxi(配車アプリ)推奨
💡

T-moneyカードは必携

地下鉄、バス、コンビニで使えるチャージ式交通カード。コンビニで購入可能(カード代2,500ウォン+チャージ分)。乗り換え割引があるので、現金で乗るより安い。Apple PayのモバイルT-moneyも利用可。

基本情報

項目情報
通貨韓国ウォン(KRW)。1,000ウォン ≒ 110円(2026年4月)
チップ不要
コンセントCタイプ(ヨーロッパ式丸ピン)。SEタイプもある
時差なし(日本と同じ)
Wi-Fi地下鉄、カフェ、ホテルで無料Wi-Fiが充実
SIM/eSIM空港でSIM購入可(5日間約3,000円)。eSIMも人気

予算の目安(1日)

項目料金
景福宮3,000ウォン(韓服で無料)
韓服レンタル(4時間)15,000〜30,000ウォン
南山タワー16,000ウォン
地下鉄+バス5,000〜8,000ウォン
朝食8,000〜10,000ウォン
ランチ(サムゲタン)17,000ウォン
カフェ5,000〜7,000ウォン
屋台(食べ歩き)5,000〜10,000ウォン
夕食(サムギョプサル)15,000〜20,000ウォン
コスメ購入30,000〜100,000ウォン
合計約120,000〜220,000ウォン(約13,000〜24,000円)

季節別おすすめ

季節特徴イベント
春(3〜5月)桜、気温快適汝矣島の桜祭り(4月上旬)
夏(6〜8月)猛暑。梅雨ありパッピンス(かき氷)の季節
秋(9〜11月)紅葉、ベストシーズン景福宮の紅葉ライトアップ
冬(12〜2月)極寒(-10℃も)クリスマスイルミネーション
⚠️

冬のソウルは極寒

12〜2月のソウルは最低気温が-10℃以下になることも。防寒対策はしっかりと。ダウンジャケット、マフラー、手袋、カイロは必須。逆にカフェやサウナ(チムジルバン)で暖を取るのが冬の楽しみ方。


よくある質問

ℹ️

Q. ソウルは何日あれば十分?

A. 明洞+北村+景福宮は1日で回れる。弘大(ホンデ)、江南(カンナム)、漢江沿いまで含めると2〜3日。週末弾丸旅行(1泊2日)でも十分楽しめる。

ℹ️

Q. 日本語は通じる?

A. 明洞は日本語が通じる店が多い。それ以外のエリアは韓国語がメインだが、若い世代は英語OK。翻訳アプリ(Papago推奨)があれば問題なし。

ℹ️

Q. 韓服レンタルはどこがおすすめ?

A. 景福宮周辺に多数。事前にネット予約するとスムーズ。ヘアセット付きプランもある。景福宮は韓服着用で入場無料になるので、レンタル代の元が取れる。

ℹ️

Q. K-POPファンにおすすめのスポットは?

A. HYBE INSIGHT(BTSのエンターテインメント博物館)、SMタウン、JYPエンターテインメント社屋、弘大のK-POPグッズショップが人気。CDJapanならぬ「アルバムショップ」が至る所にある。

ℹ️

Q. クレジットカードは使える?

A. 韓国はカード社会。コンビニから屋台まで、ほぼすべての場所でクレジットカード(Visa/Mastercard)が使える。現金はほぼ不要だが、一部の小さな屋台は現金のみの場合も。

ℹ️

Q. チムジルバン(韓国式サウナ)は行くべき?

A. ぜひ体験を。サウナ、汗蒸幕(ハンジュンマク)、仮眠室、食堂がセットになった韓国独自の施設。24時間営業で、深夜到着時の宿代わりにも。ドラゴンヒルスパ(龍山)が観光客に人気。


まとめ

ソウルは景福宮で朝鮮王朝にタイムスリップし、北村で韓屋の美しさに見惚れ、明洞でK-ビューティーをショッピングし、サムギョプサルで乾杯する──伝統と最先端カルチャーが一日で楽しめる街。

東京から2時間半、時差なし、物価もお手頃。「週末にちょっとソウルへ」という気軽さこそが、何度でもリピートしたくなる最大の理由だ。K-カルチャーの最前線を、ぜひ自分の目で確かめてほしい。

他のカテゴリの記事