台北・九份と十分を一日で巡る ── 千と千尋の世界からランタン飛ばしまで
この記事でわかること
なぜ九份+十分なのか
台北から日帰りで行ける人気スポットのツートップ。九份は「千と千尋の神隠し」の世界観、十分は線路の上でランタンを飛ばす体験──全く異なる2つの体験を1日で楽しめる。
しかもこの2つは車で30分の距離。組み合わせない手はない。
モデルコース(九份+十分を1日で)
瑞芳駅 → 十分
平渓線に乗り換え。ローカル線の車窓が楽しい
約30分十分 → 瑞芳 → 九份
平渓線で瑞芳に戻り、バスで九份へ
約50分帰路
バスで瑞芳駅 → 台鉄で台北へ
順番は「十分→九份」が正解
多くのガイドが九份→十分の順で紹介するが、十分を先に回るのがベスト。九份は夕暮れ時の提灯が最も美しいので、午後〜夕方に到着するのが理想。
九份 ── 千と千尋の世界へ
基山街(メインストリート)
九份のメインの細い路地。両側に食べ物やお土産の店がぎっしり。人一人がやっと通れる幅に観光客が溢れる。食べ歩きが最大の楽しみ。
豎崎路(階段の路地)
赤い提灯が並ぶ階段の路地。九份を象徴する風景で、「千と千尋」のイメージそのもの。夕暮れ時に提灯が灯る瞬間がベストシャッターチャンス。
ベストタイミングは17時〜18時
提灯に灯がともり始める夕暮れ時が最も美しい。日没前後の1時間に集中して訪れよう。
十分 ── ランタンを空へ
十分老街のランタン飛ばし
線路の上に立ち、願い事を書いた紙のランタンに火を灯して空に飛ばす。電車が来ると一斉に線路の外に避難し、通過後にまた線路へ。色によって願い事が異なる(赤=健康、黄=金運、ピンク=恋愛など)。
十分瀑布
台湾のナイアガラと呼ばれる幅40m・落差20mの滝。十分老街から徒歩約20分。往復を考えると1時間は確保したい。9:00〜17:00(最終入場16:30)。
グルメ
阿妹茶樓
九份で最も有名な茶藝館。「千と千尋の湯屋」のモデルとも言われる建物。テラス席から山と海と基隆港を望みながら台湾茶を楽しめる。お茶と茶菓子のセットが定番。10:00〜21:00。
阿柑姨芋圓
九份名物の芋圓(タロイモ団子)の元祖。もちもちの芋圓にかき氷や温かい汁粉と一緒に。店の奥のテラスからの眺めも最高。9:00〜20:00。
魚丸伯仔
基山街の入口にある魚のすり身団子スープの老舗。ぷりぷりの魚丸(魚団子)は散策のエネルギー補給に最適。
行き方 ── 台北から3つのルート
| ルート | 所要時間 | 料金 | メリット |
|---|---|---|---|
| 台鉄 瑞芳駅経由 | 約40分+バス15分 | 片道約100元 | 最安&最も自由 |
| バス直行(1062番) | 約1.5時間 | 片道約100元 | 乗り換えなし |
| タクシーチャーター | 約40分 | 片道約1,200元 | 快適、十分も回りやすい |
悠遊カード(Easy Card)を用意
台北のSuicaのような交通ICカード。台鉄・バス・MRT全てこれ1枚で乗れる。コンビニでも買える。
知っておきたい注意点
| 注意点 | 詳細 |
|---|---|
| 雨 | 九份は雨が非常に多い。折りたたみ傘は必携 |
| 混雑 | 土日は基山街が歩けないほど混雑。平日推奨 |
| 平渓線 | 電車は1時間に1本。時刻表を事前に確認 |
| 帰りのバス | 九份→瑞芳のバスは夕方〜夜に大混雑。並ぶ覚悟を |
| ランタン | 環境問題の指摘もある。回収可能なランタンを選ぶ店もある |
九份の夕暮れとランタンが空に浮かぶ十分の光景は、台湾旅行で最も記憶に残る体験になるはずだ。
※価格は2026年3月時点のものです。為替変動により日本円換算は変わります。